【青梅市】飲食店のごみ回収業者の選び方|定期回収の費用相場と依頼のポイント
青梅市の飲食店が抱えやすいごみ処理の悩み
青梅市といえば、昭和の雰囲気を残した街並みを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

特に青梅駅周辺の青梅宿エリアには、昔ながらの商店街や建物、映画看板などが残り、昭和レトロを感じながら街歩きを楽しめる地域になっています。青梅市も、青梅駅周辺を舞台に「昭和ノスタルジック&はしご酒さんぽ」を紹介しており、レトロな街並みと飲食店を一緒に楽しめるエリアとして紹介しています。
また、青梅市では既存の商店だけでなく、近年新たな飲食店なども生まれており、昔ながらの街並みと新しい店舗が共存するまちづくりも進められています。
こうした青梅ならではの街の魅力を生かして飲食店を営業する一方で、店舗を運営していれば必ず発生するのが、生ごみや段ボール、使用済み食用油などの事業系ごみです。
特に飲食店では、営業終了後にごみを搬出したい、店舗前に回収車両を長時間停められない、建物の指定するごみ置き場を利用する必要があるなど、店舗ごとにごみ回収の条件が異なることがあります。
そこでこの記事では、青梅市で飲食店を営む方に向けて、事業系ごみの基本的な処理方法から、定期回収を依頼する際の業者選び、費用を考える際のポイントまで解説します。
青梅市では少量排出事業所向けの指定収集袋もある
青梅市では、排出量が少ない事業所について、事業系一般廃棄物用の指定収集袋を使って市の収集を利用できる制度があります。
ただし、家庭用の指定収集袋を事業系ごみに使用することはできません。
また、排出量が一定量を超える場合には、市の処理施設への自己搬入や、市の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者と契約して収集してもらう方法が案内されています。
飲食店で定期的にごみが発生する場合は、指定袋を利用する方法だけでなく、店舗の排出量や営業時間に合わせて、許可業者への定期回収を検討することも重要です。
青梅市の飲食店から出るごみの種類と処理方法
飲食店では、営業内容によってさまざまな種類のごみが発生します。
代表的なものを整理すると、次のようになります。
| ごみの種類 | 飲食店での具体例 | 処理を考える際のポイント |
|---|---|---|
| 生ごみ | 調理くず、食べ残しなど | 事業系一般廃棄物として適切に処理 |
| 紙類 | 紙ナプキン、汚れた紙など | ごみの状態や材質を確認 |
| 段ボール | 食材・飲料などの納品箱 | 資源化できるものは分別を検討 |
| びん・缶 | 飲料容器など | 分別・資源化の方法を確認 |
| 廃プラスチック類 | 食品容器、包装材など | 材質や発生工程によって分類が異なる場合がある |
| 使用済み食用油 | 揚げ物などに使用した油 | 一般廃棄物とは別に適切な処理方法を確認 |
| グリストラップの汚泥 | グリストラップにたまった汚泥 | 廃棄物の性状・発生状況を確認して処理 |
| 厨房機器・什器 | 古い冷蔵庫、調理機器など | 品目・材質・発生状況によって処理方法を確認 |
特に注意したいのが、産業廃棄物に該当する可能性があるごみです。
例えば、廃プラスチック類、使用済み食用油、グリストラップの汚泥などは、具体的な品目や性状、発生工程などを確認したうえで処理方法を判断する必要があります。
「廃プラスチックだから必ず産業廃棄物」「厨房から出たものだからすべて同じ処理方法」というように、品目だけで一律に判断するのは避けましょう。

事業系ごみと家庭ごみの違い
飲食店から出るごみと、家庭から出るごみは、同じように見えても処理の考え方が異なります。
飲食店の営業によって発生したごみは、事業活動に伴って発生した事業系ごみです。
そのため、家庭から出るごみと同じように、家庭用の指定収集袋を使って処理することはできません。
青梅市では、事業系一般廃棄物について、少量排出事業所向けの指定収集袋を用意しています。
一方で、一定量を超える場合には、市の処理施設へ自ら搬入する方法や、青梅市の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者と契約して収集してもらう方法があります。
飲食店を経営する場合は、
「家庭ごみとして出せない」
↓
「店舗から出るごみを適切に分類する」
↓
「自店に合った処理方法を決める」
という順番で考えることが大切です。
青梅市でごみ回収業者を選ぶポイント
① 必要な許可・処理体制を確認する
飲食店から出るごみには、事業系一般廃棄物だけでなく、産業廃棄物に該当する場合があるものも含まれます。
そのため、業者を選ぶ際には「何でも回収してくれるか」だけではなく、発生する廃棄物ごとに必要な許可・処理体制が確保されているかを確認しましょう。
一般廃棄物と産業廃棄物の両方が発生する店舗では、それぞれについて適切な処理方法を確認する必要があります。
複数の業者へ別々に依頼する方法もありますが、契約や回収スケジュール、請求などの管理が複雑になることもあります。
複数の廃棄物についてまとめて相談できる窓口を検討するのも一つの方法です。
② 店舗の立地や搬出方法に対応できるか
青梅市には、青梅駅周辺の青梅宿エリアや、東青梅・河辺駅周辺などに商店街や店舗の集積があります。
市の商店街マップにも、青梅駅周辺の青梅上町商店会、仲町一丁目ネオン会、仲通り睦会、住江町商店会などのほか、河辺駅周辺の河辺町商業会などが掲載されています。
また、青梅市観光協会では青梅宿エリアを観光エリアの一つとして紹介しており、飲食店も掲載されています。
こうした駅周辺や商店街の店舗では、店舗前に回収車両を長時間停車できない場合や、建物内のごみ置き場まで搬出する必要がある場合があります。
そのため、契約前に、
- 店舗の所在地
- ごみを置く場所
- 店舗からごみ置き場までの距離
- 搬出経路
- 建物や商店街のルール
- 回収車両を停車できる場所
などを確認してもらうとよいでしょう。
③ 営業時間と回収時間を合わせられるか
飲食店では、営業時間中に店舗の外へごみを出すことが難しい場合があります。
特に夜間まで営業する居酒屋などでは、営業終了後にごみを搬出したいケースも考えられます。
一方で、店舗によっては、建物や商店街のルールによって搬出できる時間が決められている場合もあります。
そのため、回収業者を選ぶときには、
「何曜日に回収できるか」
だけでなく、
「何時ごろ回収できるか」
「どこにごみを出しておけばよいか」
「閉店後の搬出に対応できるか」
といった点まで確認しておくと安心です。
④ 回収頻度を店舗に合わせられるか
飲食店では、同じ店舗でも営業日数や営業時間、客数、メニューなどによってごみの排出量が変わります。
例えば、
- 毎日営業している店舗
- ランチ営業が中心の店舗
- 夜間営業が中心の店舗
- テイクアウトが多い店舗
- 大量の食材を扱う店舗
では、必要な回収頻度が異なる可能性があります。
「週に何回回収すればよいか」を最初から決めつけるのではなく、現在の排出量や店舗の営業状況を確認したうえで、無理なく継続できる回収スケジュールを相談しましょう。
⑤ 料金の内訳を確認する
ごみ回収の料金は、自治体が定める処理手数料だけで決まるものではありません。
収集運搬費、処分にかかる費用、回収頻度、回収場所、時間帯、廃棄物の種類などによって、実際の契約料金は変わります。
見積もりを取る場合には、単に月額料金だけを見るのではなく、どの廃棄物が対象で、どの程度の頻度で回収し、どこまでのサービスが含まれているのかを確認しましょう。

青梅市の飲食店のごみ回収費用の目安
青梅市の事業系一般廃棄物の処理手数料は30円/kg
青梅市では、事業系一般廃棄物を市の処理施設へ搬入する場合、可燃物・不燃物ともに1kgあたり30円の処理手数料が設定されています。
ただし、この30円/kgという金額は、自治体の処理施設で処理する際の「処理手数料」です。
飲食店が民間の回収業者へ定期回収を依頼する場合の料金とは異なり、収集運搬にかかる費用などが別途考慮されます。
そのため、
「30円/kg=飲食店が回収業者へ支払う料金」ではありません。
青梅市周辺の自治体と処理手数料を比較
東京都内でも、自治体によって事業系一般廃棄物の処理手数料には違いがあります。
青梅市周辺の自治体では、八王子市が35円/kg、昭島市・福生市・羽村市・瑞穂町が30円/kgとされています。
| 自治体 | 事業系一般廃棄物の処理手数料 |
|---|---|
| 青梅市 | 30円/kg |
| 八王子市 | 35円/kg |
| 昭島市 | 30円/kg |
| 福生市 | 30円/kg |
| 羽村市 | 30円/kg |
| 瑞穂町 | 30円/kg |
※自治体によって料金の対象や適用条件などが異なる場合があります。上記は比較の目安です。
ここで比較しているのは、あくまで自治体が定める処理手数料です。
実際に飲食店が民間業者へ定期回収を依頼する場合は、収集運搬費、回収頻度、排出量、品目、回収場所、時間帯などによって料金が変わります。
排出量・回収頻度・品目・回収場所・時間帯などによって費用は大きく異なり、「飲食店だから月○円」というように業態だけで一律に判断することはできません。
飲食店を新しく出店する場合や複数店舗を運営する場合には、賃料や人件費だけでなく、毎月発生するごみ処理についても継続的な費用として確認しておくとよいでしょう。
青梅市の飲食店のごみ回収に関するFAQ
Q. 青梅市の飲食店は家庭用の指定ごみ袋を使えますか?
いいえ。
飲食店の営業によって発生したごみは事業系ごみとして扱われるため、家庭用の指定収集袋を使用することはできません。
青梅市には少量の事業所向けに事業系ごみ指定収集袋を使用して市の収集を利用する制度がありますが、店舗から継続的に一定量のごみが発生する場合は、許可業者への委託なども含めて適切な処理方法を検討しましょう。
Q. 青梅駅周辺の飲食店で、店舗前まで車両を付けにくい場合でも回収を依頼できますか?
店舗の立地や道路状況、建物のルールなどによって回収方法は異なります。
青梅駅周辺には複数の商店会があり、店舗の立地によっては、店舗前への車両の停車やごみの搬出方法に制約がある場合があります。
そのため、契約前に店舗の住所だけでなく、ごみを置く場所や搬出経路、建物側のルールなどを伝えて、対応可能な回収方法を確認するとよいでしょう。
Q. 河辺駅周辺の飲食店で、営業終了後にごみを出したい場合はどうすればいいですか?
店舗の営業時間と回収時間を事前に相談しましょう。
飲食店では営業中にごみを外へ出せないケースもあるため、閉店後に搬出するのか、建物内の指定場所へ出すのかなど、店舗ごとの条件を確認する必要があります。
河辺駅周辺の店舗でも、建物や店舗の立地によって条件は異なるため、回収業者へ相談する際には営業時間と搬出方法を具体的に伝えることが大切です。
Q. 生ごみと段ボールをまとめて回収してもらえますか?
ごみの種類によって処理方法が異なるため、回収業者に確認する必要があります。
飲食店では生ごみ、段ボール、その他の紙類などが同時に発生しますが、資源化できるものを分別することで処理方法が変わる場合があります。
また、廃プラスチック類や使用済み食用油、グリストラップの汚泥などが発生する場合は、それぞれに必要な処理体制を確認する必要があります。
複数の廃棄物について相談する場合は、それぞれの廃棄物に必要な許可・処理体制を確保したうえで、まとめて相談できる窓口を検討する方法もあります。
Q. 青梅市で飲食店を開業する場合、いつからごみ回収について考えればいいですか?
できれば開業準備の段階から確認しておくと安心です。
飲食店では、生ごみや段ボールなどが営業開始後から継続的に発生します。
特に、
- ごみを保管するスペース
- 店舗からごみ置き場までの距離
- 建物のごみ出しルール
- 営業時間
- 回収希望時間
- ごみの種類
- 想定される排出量
などは、開業後に変更することが難しい場合があります。
物件を決める段階から、ごみの保管・搬出・回収について確認しておくと、開業後の運用を考えやすくなります。

まとめ
青梅市の飲食店から出るごみは、家庭ごみではなく事業系ごみとして適切に処理する必要があります。
青梅市では、少量排出事業所向けの事業系指定袋による収集のほか、許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者への委託、事業者自身による処理施設への搬入などの方法があります。
ただし、飲食店では事業系一般廃棄物だけでなく、廃プラスチック類、使用済み食用油、グリストラップの汚泥など、別の処理方法を確認する必要がある廃棄物も発生します。
そのため、単純に「ごみを回収してくれる業者」を探すのではなく、店舗からどのような廃棄物が出るのかを整理し、それぞれに必要な許可・処理体制を確保しているかを確認することが大切です。
また、青梅駅周辺や河辺駅周辺など、店舗の立地によって搬出方法や建物のルールが異なる場合もあります。
ごみの種類だけでなく、営業時間、回収頻度、保管場所、搬出経路なども含めて相談し、店舗の営業を妨げずに継続できるごみ処理の方法を検討しましょう。
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