【第48回】大掃除の時期がやってきました🤷💦
こんにちは!今年も残すところ後1か月になり大掃除に季節がやってきました。
年末の大掃除の由来は、平安時代から伝わる煤払い(すすはらい)という行事だと言われています。煤払いは1年で家の中に溜まった汚れを掃除して清め、新年の神様を迎える風習です。お正月にやってきて福をもたらしてくれる、歳神様を迎えるために行います。
行事そのものは平安時代からあるとされていますが、江戸時代に12月13日を煤払いの日として、江戸城の大掃除をしたことで庶民に広まったそうです。
また大掃除を避けたほうが良い日は12月29日、31日、1月1日。12月29日は数字に9(苦)がつくので縁起が悪い、大晦日の31日も「一夜飾り」と呼ばれ、慌てて準備した印象を与えるので神様に失礼とされています。どちらも大掃除をするのに向かない日と言えるかもしれません。また、元旦に掃除するとやってきた福まで逃すとされているので、1月1日も避けたほうが無難です。
大掃除は普段の掃除と同じように、基本的な清掃方法・用具を使います。まず部屋を整理し、不要な物を処分することが大切です。私事ですが「まだ使える」「去年も同じ物を捨てるかなやんでいた・・・笑」心を入れ替え、長年使っていない物、汚れが付いていて使わない物などをリサイクルショップに持って行ったりと、少しでも物をなくすと掃除も楽に進められます。
まずは棚の上や照明器具、など高い場所の汚れから落としましょう。あとでまとめて下の空間を掃除すれば、汚れを広げることなく一掃できます。上にある汚れ、ほこりを落とせたら、部屋の奥から手前にゴミを取っていきます。
汚れですが、種類に合った洗剤を用意することも、大掃除の効率化につながります。
皮脂や油など、酸性の汚れはアルカリ性洗剤で中和します。水垢やカルキなどアルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使いましょう。食器洗い洗剤などの中性洗剤は、酸性・アルカリ性の軽い汚れに使用可能です。
<汚れの種類と適した洗剤>
酸性の汚れ (皮脂や油、生ごみなど) | アルカリ性洗剤(重曹・セスキ炭酸ソーダ) |
アルカリ性の汚れ (水垢・カルキ・尿など) | 酸性洗剤(クエン酸・お酢) |
来年もいい年になりますように、大掃除をしっかりやりましょう!
また次回お会いしましょう(^^)/