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【第52回】プラスチックを食べる虫

こんにちは。
年が明けて早いもので1月も終わりに差し掛かっています。厳しい寒さが続きますが乗り越えていきましょう!

今回はプラスチックを食べる虫について紹介します。

プラスチックを食べる虫”ワックスワーム”は、自然界で分解できないポリエチレン・プラスチックを食べる、という性質があると言うのです。ワックスワームは蜂蜜を食べるために、蜂の巣に住み着くことから、養蜂にとっては害虫として知られるイモムシです。
そんなワックスワームは、なぜプラスチックを食べられるのでしょうか。

スペインの発生生物学者、フェデリカ・ベルトチーニ氏がミツバチの巣箱を掃除していたところ、巣に寄生していたワックスワームを見つけたため、排除してからビニール袋へ入れました。
すると、ビニールに穴が空いていることに気付き、ワックスワームがプラスチックを食べる可能性があると考えたのです。
さらに、カナダの大学の研究チームによると、ワックスワームの体の中にある、腸内細菌がこの分解能力の正体であることを突き止めました。 この腸内細菌はポリエチレンのみで繁殖し、1年以上生きることも確認されています。
ワックスワームの研究が進み、応用されることで、プラスチック問題解決の糸口として、大きく期待されています。

しかし、この研究結果に対し、待ったと主張する科学者もいるようです。
プラスチックを食べるワックスワームの存在は興味深いことであっても、処分方法として適切とは言い切れない、とも言われているのです。

プラスチックを食べる虫、ワックスワームの研究は、人類にとって新たな可能性と言えます。
しかし、その研究が効果的にプラスチックを処分するまで時間はかかると思われます。
それまでに、地球はプラスチックに埋もれてしまうかもしれません。

今の私たちにできることは、やはりプラスチックのリサイクルや削減でしょう。
ゴミの分別を徹底することや、可能な限りプラスチック製品を選ばないなど、できることから意識してみましょう!

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